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イコライザカーブを操るフォノイコライザーアンプが登場!!

バクーンプロダクツからハーフサイズのアンプシリーズのフォノイコライザーアンプEQA-5640の最新鋭のMK4が登場しました!!

 

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既に好評を博してるCAPシリーズのマルチカーブフォノイコライザーのCAP1004と同様に世界標準のイコライザカーブRIAA以外の5種類の古いイコライザカーブを搭載してのモデルチェンジになります。

CAP-1004との大きな違いは各部品の高品質化、大容量トロイダルトランスのアナログ電源とSATRI-LINK(サトリリンク)、MM/MCカートリッジに幅広く対応した6段階のゲイン設定、そしてバクーンオリジナルのケーシングです。

古いイコライザカーブをおさらいしますと、1950年代までのレコード業界は現在の標準イコライザカーブであるRIAAカーブ以外にも様々なイコライザカーブが混在していました。

イコライザカーブは、当時の各レコード会社がそれぞれ基準を設定、同じ会社でも録音年代によっても違う場合がありました。

が、聴きたいレコードの会社や製作年度が違う度にイコライザカーブが違っていたら、そもそもフォノイコの設定が対応出来なければ、ちゃんとした音で音楽聴けないじゃん、不便だし。となったとかならないとか。。

という事で、誰もが気兼ねなく、ちゃんとした音でレコードを聴けるようにイコライザカーブは統一しましょう、となり(たぶん)、現在は全米レコード協会=RIAAに統一されています。。

今回のバクーンの新しいフォノイコEQA-5640MK4の肝はここからで、市販のほとんどのフォノイコライザーアンプは当然現在のRIAAカーブのみ対応のはずですので、

1950年代半ば以前の古いレコードを聴くときは全然違う設定で本来の音とはかけ離れた音で聴いてることになります。

ということは、音質云々以前の問題ですね。

EQA-5640MK4は現在標準のRIAAと代表的な古いイコライザカーブのNAB, COLUMBIA, FFRR, AES, OLD RCAの6種類のカーブを搭載したイコライザーアンプになります。

 

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それら6種類のイコライザカーブを使い分けることによって最新のレコードからお手持ちのヴィンテージ・ディスクをも本来のサウンドで堪能してしまいましょう!!というお品です。

このフォノイコを使ってを50-60年代のレコードを聴いてみると、RIAAに統一されたのが1954年あたりの筈なのに、

例えば1965年にRCAスタジオでレコーディングされたThe Astrud Gilberto AlbumはRIAAで聴くよりRCAで聴いた方が音の伸びや響きが全然良いじゃないですか、的な発見もあります。

ここのRCAスタジオは1964年にハリウッドに造られたスタジオなので、時代的には普通にRIAAだと思うのですが、、もしや、ここで60年代にレコーディングされたアルバムはRCAカーブの方が良いのかもしれません。。

調べた感じだとDECCAあたりも60年代はFFRRでレコーディングしている物もあるようなので、

1960年代のレコードの多くが、実はレコード会社がRIAA以前に設定していたオリジナルのカーブをちゃっかり使っていたりするのではないか?と聴き比べてみるのも楽しみの一つかも知れません。

何れにしても、古いレコードを聴いていて、なんか音がこもっているとか、所蔵しているヴィンテージの本当の音を聴きたいと思っているアナログファンには目から鱗のオススメアイテムです。

ちなみに海外ではバクーンプロダクツの知名度と製品への評価は非常に高く(社名の特許を勝手に申請されて裁判沙汰になる程) CAP-1004は飛ぶように売れている今ホットな製品です。

 

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