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スピーカーの選び方の話

オーディオを始めるに当たってアンプとともに避けて通れないのがスピーカーです。

オーディオでよく言われることなのですが、お金を掛ける割合で「5・3・2の法則」というものがあります。
 
具体的には、スピーカー5割、アンプ3割、プレーヤー2割のようです。要はスピーカーの性能が一番!高級なアンプを購入しても、スピーカーの性能が低いようだとあまり意味がないと。。レーシングカーに例えると高性能エンジンを搭載していても路面に直接接するタイヤに十分なグリップが無いとサーキットでは速く走れません。エンジン(アンプ)が良くても路面(耳)に伝えるタイヤ(スピーカー)が劣ると速く走れない(良い音で聴けない)というわけですね。
より高品質の音楽ライフを楽しむためには、自分の目的に合ったスピーカーを選ぶことがとても大切ですね。値段も形も様々ですが、自分なりのポイントをしっかり押さえて選ぶようにしましょう。
 

スピーカーの種類 ー大きさ、基本形状での選び方ー

 
ブックシェルフ型
『ブックシェルフ』という名前の通り、本棚に入る程度のスピーカーに作られたもので、コンパクトで設置しやすいのが特長です。比較的小型のスピーカーが多く、デスクトップでの近接視聴にも向いています。スピーカー下部にスタンドなどを使ってユニットを出来るだけ耳の高さに持ってくるのが理想です。音質については、低音が出にくいタイプが多いですが、立体感に優れた中高音域がクリアな音が楽しめるスピーカーです。
 
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フロア型
そのまま床に置いて使う中型以上のスピーカーです。ブックシェルフが大きくなったような形のスピーカーです。大型ですので場所を取りますが、低音からワイドレンジで、高音まで幅広く再生でき、大きな部屋で大音量を出したい、本格的なスピーカーが欲しい方にはおすすめですが、かなり高額なスピーカーがほとんどです。
 
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トールボーイ型
フロア型の中でも設置面積をそれほど取らず、縦長タイプのスピーカーです。設置場所にも困らず、デザインもスタイリッシュなものが多く魅力的なスピーカーです。音質は、幅広い音域をカバーでき、特に低音がよく聞こえるフロア型の性能を備えた万能型タイプで、もっとも人気があるスピーカーです。
 
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筐体(エンクロージャー)に穴を空けているスピーカーをバスレフ型と呼びます。そこから低音を放射して低音の量感を増やしています。その一方、穴がないのが密閉型です。
 
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スピーカーのスペックの話

アンプからスピーカーに入力された電力を音に変換する効率が出力音圧レベルまたは能率と言います。数値は80dB前半から100dB前後です。この数値が高いほどアンプの出力が小さくても大きな音を出せます。昔は2,3Wと出力の小さな真空管アンプを大音量で鳴らすために大型スピーカーは100dB以上のものは多かったのですが、現在では真空管アンプ以外の様々な高出力のアンプがあるため、高能率のスピーカーは大体80dB後半から90dB前後です。選び方としては、大きな部屋で大音量を出したい、真空管アンプで出力が小さい場合は、85dB以上のスピーカーが最適です。それ以外の条件の場合は余り気にするほどの問題ではないでしょう。
 
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多くのスピーカーは、スピーカーユニットが2個以上あります。これは人間の可聴帯域(20Hz-20kHz)を1つのユニットで綺麗に再生するのが難しく音域を分けて出音するためです。それぞれのスピーカーユニットの再生帯域が重なる部分をクロスオーバーと言い、ユニットの数を増やすと音の繋がりの不自然になったり、出音場所の分散によって音のバランスが悪くなるので大体2、3個のユニットが大多数です。また、音域は狭いですが自然な音質と定位の良さを取ってあえて1つのユニットのみを使うフルレンジスピーカーも人気があります。ハイレゾ音源への対応は、高音域が40kHz以上の再生可能なものになります。CDは人間の聴ける範囲だけ大雑把に収録しているディスクです。ハイレゾ音源は人間の可聴帯域(20Hz-20kHz)以上の広範囲の音域を詳細に収録している音源です。先祖返りでレコードに近くなったって事でしょうか笑。スピーカーが対応していなくても、ハイレゾ音源を聴けないわけでも、音が悪くなるわけでもありません。その証拠に高額なスピーカーでも高音域が20kHz前後のモデルは沢山存在しています。これは可聴範囲でいかに音を豊かに気持ち良く最上の手段で聴かせるかと出力音圧レベル、能率の方をより重要視しているからです。
 
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そして最後にインピーダンスというものがあります。電気抵抗の大きさを表す数値で単位はΩ(オーム)で、ほぼ4, 6, 8Ωのうちのどれかです。数値が低いほどアンプの出力は大きいですが、アンプへの負担は大きく、4Ωのスピーカーの場合は4Ω対応のアンプを使うことが無難でしょう。スピーカーのインピーダンスが6, 8Ωのものは、どのアンプとも気兼ねなく使用できます。
 
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音楽を聴いていて低い音が物足りないようであれば、低音専用のスピーカーであるサブウーファーを追加、高音域が足りないと感じるようであれば高音用スピーカーのツイーターを追加して自分好みの音へとバージョンアップする事もオーディオの楽しみの一つですね。
 
上記の組み合わせと使用するアンプ、設置空間を考慮に入れてスピーカーを選んでいきましょう〜!!
 
最後に、5万円程までのスピーカーは値段なりの鳴り方ですが、例えば小さくても10万位円以上するようなスピーカーはスペックで表記された数値を補って余りある設計思想と技術で、想像を遥かに上回る驚くほどいい音を奏でてくれます。
 
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