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2021年6月

オーディオベースをテストしてみた。ソルボセイン サウンドのインシュレーター 『SSI-001』

ソルボセインサウンド・インシュレーター (SSI-001)を撮影を兼ねてテスト出来る機会が出来たので、製品チェックをしてみました。

ソルボセイン素材の開発元の三進興産株式会社がオーディオ用に開発した高性能インシュレーターです。

商品ページはこちら

https://www.exclusive-audio.jp/shop/products/detail.php?product_id=273

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金メッキを施した真鍮と黒檀の組み合わせのベースにゴム素材であるソルボセインが支える形の3層構造設計です。ソルボセインとは衝撃吸収力と圧力分散性能で様々な分野で防振、制振、消音、防音などの目的で応用されている素材です。

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インシュレーター 『SSI-001』の見た目の印象は黒檀と金メッキされた金属部のコンビネーションは高級感があります。価格は49800円ですからね。。少し小ぶりな感じですが、使い勝手がいいサイズとも言えます。

アンプやプレーヤーにも使えるのですが、スピーカーをメインとした音質向上させるオーディオベースということで3個1組での販売です(オプションで4個組もあります)。ですので、スピーカー使用の場合は2組必要になります。。

材質の真鍮は、非磁性体であり、金属らしい適度な重さと金管楽器にも使われるほどの響きの良さ、響きに嫌な癖のない金属です。黒檀は非常に硬く、とても響きが良い木材で、こちらもオーボエやクラリネットといった楽器に使われている高級木材です。

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ネジ式で微調が可能な高さ調整はターンテーブルなどのプレーヤーにはとても有効です。見逃せないのは、ベースの黒檀との繋ぎになっている細いネジ部が点で支えるピンポイントベースの効果を発揮している点。そして受け手の黒檀が金属特有の共振音を適度に防ぎ、更に8mm厚の防振素材ソルボセインが、乗っかっている機器からの全体的な振動等を限りなく吸収分散している点です。

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果たして、それによって得られる効果の検証を、今回はターンテーブルとスピーカーで試聴してみました。

まずはターンテーブル。堅い底面部にバランスよく3点に設置。マグネットを使用していないので、設置場所で磁気の心配をする必要もない。

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制振効果でブレが無くなった事とピンポイント効果で音の濁りが無くなってクリアになったと言うべきか、音の輪郭が明快になった感じ。ソルボセインの制振効果はカートリッジのトレースやCDの読み取りなどの繊細な動作にはかなりの安定感を生み出している模様。ただ、今回試したSONY PS-X70では、カートリッジがゴリゴリのMM型だったので変化は穏やか、おそらく低インピーダンスの繊細なMC型やダンパーの無いカートリッジなどの方が効果はかなり高いのでは無いでしょうか。

インシュレーターの効果がより明確だったのはスピーカーの方。焦点がピシッと定まり僅かなブレも無くなった。音の輪郭はより明快になり、低域の底の方までクリアな質感が伸び、濁りの無い音調に。透明で明快、高域への柔らかな伸び方、刺々しさや曇りが無くって、響きがまるで違う。整っていて、音の通りが非常に良く、とても聴き心地がいい。

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スピーカーの負の部分を消し良さを最大限に引き出してくれるソルボセインインシュレーター 『SSI-001』は、スピーカーにこそ真価を発揮してくれるインシュレーターで、その価値は十分にこの値段に値するものだといって良いでしょう。

スピーカーのパフォーマンスをフルに引き出したい方には是非試して頂きたいアイテムです。