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Bakoon Products
PRE-7610MK4 プリアンプ

商品コード: PRE-7610MK4-1

Bakoon Products PRE-7610MK4 プリアンプ

通常価格 ¥478,400 円
通常価格 ¥478,400 円 セール価格 ¥478,400 円
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アッテネータータイプ
電源電圧
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新世代の回路を搭載したプリアンプ

新開発MK4搭載高精度コンパクト・プリアンプ

Description
PRE-7610 MK4はボリューム付きパワーアンプにはプリアンプ不要論を見事に打ち破り、パワーアンプに更なる駆動電力と膨大な情報量を与えます。また他のメーカーのパワーアンプをも見事に制御することが可能です。本機は電圧入力3系統、電流入力SATRI-LINK 2系統など、合わせ5系統の入力部を備えています。出力はまた同社のSATRI-LINK入力のパワーアンプと組み合わせてフル電流伝送システムを構築することが可能です。

新しい回路を搭載することでMK3を遥かに凌駕する性能を発揮しています。78mm(H) x 235mm(W) x 295mm(D)のコンパクトサイズでありながらハイエンドクラスにも見劣りしない内容とパフォーマンスです。SATRI-IC回路には新開発のHIBIKI-ICがプラスされた事により、音の厚み、情報量、リアリティーが増しています。元々広大なレンジは更に広く、低域から高域までストレスなく伸び、とてもナチュラルな音を聴かせてくれます。音像がはっきりしていて、各楽器が気持ちよく聴き取れる上、バックグラウンドも深く落ち着いて静かですので、まるでライブのホールで聴いているよう! 電源投入時のバイアス調整時間も30秒以下と飛躍的に早くなりました。
Spec
SATRI-IC UL仕様
出力 SATRI-LINK(BNC) 1系統/ 電圧出力(RCA) 1系統
入力 電圧入力(RCAジャック) 3系統/SATRI-LINK(BNCコネクタ) 2系統
ゲインコントロール ボリューム(標準)
サイズ 78mm(H) x 235mm(W) x 295mm(D)/2.9kg
電源 100V, 120V, 220V, 240V/50,60Hz
*バクーンプロダクツはロゴ及び名称をSCL (SATRI Circuit Laboratory)へと順次変更して参ります。ご了承下さい。


Review
プリアンプPRE-7610 MK4を追加すると情報量が増えたのがそのまま感じられる。モニターのATCのスピーカーから音楽にくすみが見えるほど解像力が高くなる。和音と弓が擦れる音、群衆の話し声、床を踏む音、演奏者と歌手の呼吸の音が鮮やかに伝わってくる、まるで透明なガラス越しに見ているように。それは目が悪くなったことに気付かずに初めて眼鏡をかけた日に世界が再び現れたかのように。
 まずルネレボヴィッツが指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の「禿山の一夜」と「展覧会の絵」を聴いてみる。 SCA-7511にPRE-7610を追加した時の変化が非常にはっきりダイレクトに感じられる。一番最初に体感するのは音量の上昇である。 SCA-7511の出力に不満があったユーザーであれば、プリアンプの導入で、ボリュームの確保においてかなりの効果を見ることができる。まるで4気筒の車から8気筒の車に変えたような出力の余裕が感じられるだろう。次に空間の拡大が直接体感できる。ステージの広さと深さが同時に拡張されているのだ。特に印象的なのは、ステージの深さの表現で、オーケストラの各楽器群の「階層」の表現力が高まり、演奏をよりリアルに楽しむことが出来るようにしてくれる。質感の表現にも弦楽器パートはより厚く滑らかに、金管楽器のパートには輝きがほとばしる。そして低音の忠実な再現は、感嘆を禁じられなかった。
 次はビル・エヴァンス・トリオのアルバムを聴いてみる。ライブ演奏特有のホールトーンをどのよう生き生き再現するかが鑑賞のポイントだ。再生したトラックは「Porgy」。まず、ステージと講堂の空気が一気に透明になることを実感できる。客席で観客の会話やワイングラスがぶつかる音が非常にリアルである。耳を澄ませば観客の会話の内容を聞き分けることができる程だ。 1961年6月25日、ニューヨーク、ビレッジバンガードの空気がこちらに確認近づく。ビル・エヴァンスの透明ながらも暖かいタッチ、スコットラファでの耽美的リズム、何よりポール・モーティアンのゴージャスで控えめなテクニックが透明な空間を満たす。 24ビット/ 192kHzの音源であることを勘案しても、半世紀前の録音であるという事実が信じられないほど忠実な再生である。 SCA-7511 MK3単品の組み合わせでは、期待することができなかった気品のある再生と思われる。愛聴のアルバムでありながら、普段の再生に不満足な側面があったが、PRE-7610 MK4の導入を通じて、そのような不満をほとんど解消することができた。特に炭酸水の泡のように破裂する爽やかなシンバルの音はまさに絶品であった。
*月刊オーディオ(http://www.audioht.co.kr)